千曲市誕生20周年記念企画展《近藤早苗回顧展~まるで桃源郷…。杏の里に生きて》
展示の見どころ
春一番の到来とともに、徐々にその花びらをほころばせ、里山を彩る杏の花。なかでも千曲市森・倉科地区は、「一目10万本 日本一の杏の里」と謳われ、毎年春になると多くの人々が訪れます。
早苗は、幼き日よりその美しい情景に憧れ、97歳でその生涯を終えるまで数多くの杏風景作品を残しました。杏花、山脈、里の民家の佇まい…。故郷の里山風景をこよなく愛し、深い情感を込めながらも忠実に描いた早苗の作品群は、美しい故郷の原風景を永遠に遺し、今を生きる私達に故郷の大切さを伝えることでしょう。
中でも、生涯一番の大作「杏村の春」100号2点は、優美な薄桃色のグラデーションが大画面に見事に表現され、今まさに里山にいるかのような臨場感とともに胸打つ感慨をもたらしてくれます。辺り一面薄桃色で彩られた、まさに桃源郷のような数々の光景をお楽しみください。

アンズの花は何時みても変わらず艶やかに美しく眺めさせてくれます。恰も春の霞が辺り一面を包み込んだかのようにピンク色に染まった美しい故郷はまさに桃源郷と云ふことでしょう。 近藤早苗
千曲市誕生20周年記念企画展 郷土の杏画家 近藤早苗回顧展 (PDFファイル: 1.5MB)
🌸学芸員によるギャラリートーク
◆2024.2月4日(日曜日)11時~12時(参加無料・要当日観覧券)
杏風景・杏まつりの情景・農家の佇まいを描いた早苗作品群を中心に、画家として歩む契機となった大家作品を含む約60作品とともに、最期の大仕事となった近藤早苗3展示(平成27~28年)の写真、映像資料から郷土の杏画家近藤早苗の人となり、生涯を解説します。
🌸特別プレゼント
◆近藤早苗作品カードプレゼント(観覧券ご購入先着500名様限定)
千曲市誕生20周年を祝し一目10万本の美しい杏村風景画を作品カードにしました。
会期 2024年1月7日(日曜日)―2月11日(日曜日)
観覧時間 9時~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 月曜日(祝日は開館1月8日)・ 祝日の翌日(1月9日)
観覧料 一般300円 高校生150円 中学生以下無料
会場 千曲市アートまちかど
〒387-0007長野県千曲市屋代2176-2 電話・ファックス 026(272)4152
しなの鉄道「屋代駅」車5分 徒歩15分 ・長野自動車道「更埴IC」車5分
主催 千曲市・千曲市教育委員会
お問い合わせ先
文化課
〒387-0011
長野県千曲市杭瀬下一丁目64番地
電話番号:026-273-1880
お問い合わせフォーム
更新日:2023年11月16日